小規模多機能型居宅介護事業所
対象者 要支援1~要介護5の方
利用料金 (1か月あたり 一割負担の方)
要支援1: 3,403円
要支援2: 6,877円
要介護1: 10,320円
要介護2: 15,167円
要介護3: 22,062円
要介護4: 24,350円
要介護5: 26,849円
※別途 看護師の配置による加算や認知症の方への加算をいただく場合があります。
保険外費用
朝食 : 210円
昼食 : 460円
夕食 : 560円
洗濯 : 110円
宿泊 : 1,180円
※平成29年12月1日現在の料金です。
高齢者が在宅において、環境の変化から閉じこもりがちになったり、認知症の症状と思われる行動が出てきて、それまで地域の一員としてご活躍されていた方が、次第に地域の中から疎外されてしまう傾向があります。
このような時、この小規模多機能型居宅介護サービスは、利用者のお宅へ訪問をして、対話を重ねながら信頼関係を築き、その上で利用者の生活リズムに合わせ、通いを中心として必要があれば泊りも可能という、いわば1980年代に誕生した宅老所を今回、介護保険サービスとして国が制度化したもので、画一的なサービスではなく、利用者個々に合わせた柔軟なサービスをご提供するため、25名定員の小規模な環境の中でサービスを展開していきます。
小規模多機能型居宅介護の最大の特徴は2つあります。
まず『通い』+『泊り』+『訪問』のサービスが一つの事業所で受けられるということ。今までのサービスだと、たとえ同じ会社の事業所を利用したとしても、従業員は必ず異なります。
ところが小規模多機能の場合、すべてのサービスにおいて従業員が同じであるため、「通所」でも「訪問」でも「宿泊」でも、顔なじみの従業員がサービス提供できるのです。そのためご利用者の状態をきちんと把握できる上、ご利用者はとても安心して利用ができます。
そしてもう一つが「一ヶ月定額料金制」です。従来のサービスでは、利用回数が増えるごとに利用料金が増えるため、要介護度に応じて設定された「区分限度基準額」を超過してしまうことが多かったのです。限度額を超過すると、市町村からの9割の給付が受けられなくなるため、超過分は10割負担となってしまいます。
小規模多機能は「通所」「訪問」「宿泊」のサービスを低額で受けられるため、介護保険の限度額を超えることは基本的にはありません※。
ですから、要介護度に関わらず、必要なサービスを必要なだけ利用することが可能なのです。